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理学療法士の歴史


理学療法士の歴史

理学療法士の歴史は、1965年に「理学療法士及び作業療法士法」が制定されたときから始まる。翌1966年、第1回国家試験が実施されて、特例措置の受験者を含む183名の理学療法士の有資格者が誕生した。とはいえ、法制度が整う以前から、理学療法にあたる治療法は確立されていた。

理学療法の始まり(海外)

理学療法の始まりは、古代ギリシャに登場した医学の父、医療の父と呼ばれているヒポクラテスの時代にさかのぼる。当時の医術の方法の中に、太陽、水、熱などを利用した疼痛の軽減、疾患の早期回復のための運動などが、理学療法の起源といわれている。その後、1894年にアメリカでポリオが大流行し、手足がまひして動かなくなった患者に対する治療として理学療法の利用や、第一次世界大戦で負傷した者に対して、理学療法による治療のための技術者の養成が行われるようになった。

理学療法の始まり(日本)

日本における理学療法の始まりは、大正時代、東京帝国大学医科大学附属医院(現・東京大学医学部附属病院)の整形外科内で、電気、機器、マッサージ、矯正運動などの物理療法を実施したときである。1918年、東大で物理療法内科が独立し、水治療、温熱、電気療法を中心とした「物療」が体系化されていった。とはいっても、理学療法士の国家資格としてできるまでの理学療法は、マッサージ師や柔道整復師などが行うマッサージが主な療法であった。